【第3回】圧倒的成果を出すチームが持つ、モチベーションの1+3STEPとは?
前回のあらすじ
チームのモチベーション醸成モデルはフェーズごとに3段階に分けられるという。前回はエントリーフェーズについて学んだ。動機はメンバーごとにバラバラでも構わないとのことだが、そのままではチームで成果を出すことは難しいみたいで…。
STEP2:「チームのため」のモチベーション
ぺぱねぇ:
個人がエントリーポイントに達しても、チームとして成果を上げるためには、モチベーションの源が次の段階に移らなきゃいけないんですね...。
一方で、最初からモチベーションが高くなくて、エントリーポイントまで行けていなかった人にも聞いてみよう!
ずばりちゃおず、ぶっちゃけ最初はそんなにやる気じゃなかったのが、どうやってエントリーゾーンに入れたの?
ちゃおず:
最初の頃って、みなさんで記事を書くことになってましたけど、僕だけ内容のネタが浮かばなかったんですよね…就活を経験していないので。
でも途中から入ってきたずん子さんにとてもインスパイアされました!やる気が半端じゃなくてどんどんやること聞いて動いてましたからね。
あ、あとぺぱねぇさんにかなり怒られたのも大きな原因ですかね笑
ぺぱねぇ:
そんなに怒ってないわ!笑
前田塾長:
でもさ、怒られてもめげなかったんだね。
ふてくされてやらないって選択肢もあったわけだけど、そうならなかったわけでしょ?
それはチームに対する責任感なのかな?
ちゃおず:
うーん。少し違うかもしれません。周りの方々がとても熱量がある中で、自分だけ全然仕事をしていない「後ろめたさ」が最初にありましたね。
特にずん子さんは初回のミーティングに参加していないにも関わらず、東北からすごく背中を押してくださって。ずん子さんのようないい人たちの期待を裏切れないという思いがモチベーションになりましたね。
ぺぱねぇ:
こういうモチベーションの上げ方ってどうなんですか?
前田塾長:
聞いてて面白いなと思った!結局このメンバーでやりたいって言ってるってことでしょ?
"チームの中にやる気のない奴がいた時に、どうやって火をつけるか"っていう現象例だよね。叱責はただのきっかけに過ぎなかったかもしれないけど、叱責そのものでは火がついていないと思うんだよね。
"本気が伝わった"ってことなんでしょ?
ちゃおず:
そうですね。本気が伝わった、かつチームのメンバーがいい人たちだったのが大きかったと思います。
もしもチームワークが全くないバラバラのチームだったら、同じことを言われていても全くやる気にならなかったと思います。
前田塾長:
本気の伝播は、いろんなチーム課題に取り組む学生を今までずっと見ていて、一人が本気になるのは意味がないと言う人もいるけど、こうやって実際にあるわけだよね。
MJ:
こういう相乗効果って、相手に対する「リスペクト」が生まれたから、じゃないでしょうか。
お互いにどんなキャラクターか分からない中で、ぺぱねぇやずん子がすごい行動してるのが伝わってきて、こりゃすごい、というところからお互いを認め合う、というような。
相手をリスペクトしているからこそ、この人と時間を共有したいと思うし、この人たちとさらに良い結果を出すにはどうすればいいのだろうか、という自発的な思考に変わっていくということが起こった、のかな?
ちゃおず:
ということは実際最初はリスペクトしてなかったてわけですよね?w
一同:
それは…w
前田塾長:
でもリスペクトする要素なんて最初はないからね。
「お前誰だ?」ってなって当たり前だから。
けど、仕事しながら「こいつガチだな」ってなったら、リスペクトするよね。
MJ:
どんな関係性も、最初は初対面から始まりますもんね。
相手と時間を過ごすことによって、リスペクトが生まれる。そこからこのチームのために頑張りたいっていうモチベーションが生まれる。
前田塾長:
最初のエントリーがどんな理由であれ、とりあえずその人は一旦本気で成果を出す。
本気でやっていると、このチームでやりたいという「リスペクトフェーズ」みたいなものになる。でもその後も、自分たちのチームのために成果を出すだけだと、その次の成果を出すというところに至れなくて、リスペクトだけで終わっちゃうんだよね。
「自分たち大好きチーム」ってのはよくいるんだけど、チームメンバーが入れ替わったり人数が増えたりすると、成果が伸びなくなっていく。
みんな:
う〜ん(心当たりあり)。
ぺぱねぇ:
注意しないといけないですねぇ…。
これって、内向きな満足感だけで満たされてしまうと、成果もモチベーションも持続しないってことでしょうか?
まとめ
「リスペクトフェーズ」...第2ステップ。メンバーと時間を共有したい、さらに良い結果を出すにはどうすればいいのだろうか、と自発的な思考に変わっていく期間。
次回予告
第4回
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