【第2回】圧倒的成果を出すチームが持つ、モチベーションの1+3STEPとは?
前回のあらすじ
チームで成果を出すにはどうすればいいのか。前田塾生が前田塾主宰者の前田氏にその秘訣を伺うことに。
自分にとって意義が感じられない仕事を任された時、まずは自分のメリットを捨ててチームのために成果を出すべきだと前田氏はおっしゃる。
それでは、自分のキャリアに対する意義付けを一旦おいて仕事に取り組む際に何をモチベーションにすればいいのだろうか?
前田氏はチームのモチベーション醸成モデルは3段階に分けられると言う。今回はその第1段階についてみていこう。
STEP1:「自分のため」のモチベーション
ぺぱねぇ:
「自分のキャリアにおける意義付けは一旦おいておこう」としたとき、じゃあ何をモチベーションにすればいいんやろう...風早くんは何をモチベーションにしてた?
風早くん:
僕はやっぱり最初は一位になりたいとか、他のチームに負けたくないっていう闘争心ですかね....
ぺぱねぇ:
ずん子も「どうせやるには勝たなきゃ意味がない」っていうモチベーションだったけど、これも圧倒的なパフォーマンスに繋がる本質的なモチベーションの形なんですかね?
前田塾長:
そうだね、チームのモチベーション醸成モデルとして、3段階に分けることができる。まずはエントリーフェーズ。
つまり、成果を出すための、本質的なモチベーションに切り替わるまでの助走期間ともいえるね。
ずん子:
「勝ちたい!」とか「成長したい!」っていうモチベーションも、エントリーポイントになりえるってことですね。
前田塾長:
そう。エントリーポイントは、金銭的インセンティブであっても、ライバル心でもなんでもいい。これがないと、物事が動き出さないよね。
でも困ったことに、いざ物事が動き出して、どんどん加速していくってなったら、「自己成長」っていう利己的なモチベーションで個人が動くだけだと、足りないんだよね。
ぺぱねぇ:それは本質的でないから?
前田:
そうだね。結局みんながそれぞれ”自分の”自己成長のためだけに動いているフェーズでは、チーム全体のパフォーマンスを一丸となって向上させることには繋がらない。
自己成長のためだけじゃなくて、チームとして成果をあげるためには自分はどんな役割を果たすべきか、一人ひとりが真剣に考えられてこそはじめてチームとしてパフォーマンスを最大化できる。
●まとめ
チームのモチベーション醸成モデルは3段階。
「エントリーフェーズ」...第1ステップ。本質的なモチベーションに切り替わるまでの助走期間。
次回予告
第3回
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