一生働き続けるつもりがないことを、面接で言うべき?

※この記事は二回連載記事の第二回です。過去記事はこちらから。

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以前面接で「5年後あなたはどうなっていたいか?」と質問されたことがあります。

私は「社会人経験を3~5年積んだ後に大学院でまた学びたい」という本音があります。

しかし、転職ありきの考えだと志望度が低いと思われる懸念があります。本音を隠して「企業の中でどのようになっていたいか」という建前で話した方が良いのでしょうか?


将来やりたいことが、社外にある場合の伝え方

自分のモチベーションの源泉に関わることは、正直に全て話すべきだ。


働く目的とモチベーションの強さが伝わるか

自分の将来の理想のために、少なくとも3年程度は、この環境でしっかり経験と実績を積みたい。その理想とプロセスに一貫性と説得力があれば、相手はモチベーション高く働いてくれると期待すると思うし、新卒採用の面接であればそれが一番重要な要素なので、十分だと思う。


人の考えは変わる

3年経ったのち、Nさん自身が同じことを考えているかもわからないし、会社がNさんに期待するものも同じとは限らない。特にメガベンチャーと呼ばれるような企業では、組織の変化も激しく、個々人が自分の理想を求めて動いている。その結果が、短い勤続年数にも反映されているのだろうし、その意味でも、それほどネガティブな評価はされにくいのでは、と思う。


隠すとどこかでボロが出やすい


今までの経歴や実績を貫いている動機が何で、今後どこに向かっていくのか、という点を面接官は見ているはず。

「3年後にリーダーとして部下を引っ張る」という姿やストーリーが、そこで一貫性を持っていれば問題はないだろう。

が、現時点で大学院進学を視野に入れているということは、必ずしもそうではないのでは?

鋭い面接官であれば少しでも一貫性がない、論理が破綻していると深く突っ込まれるだろう。

以上の点から、自分の演技と脚本に採用/不採用を賭ける自信が持てる場合を除いて、正直に話すのがよいだろう。


いかがだっただろうか。

今回は面接での具体的な質問への答え方を見てきた。

これらを一例として、自分の場合にどんな話を伝えることで相手に適切に情報を伝えることができるか、考えてみてほしい。

また、質問もまだ募集しているので、聞いてみたい質問なども随時寄せていただきたい。


ESに必ずと言ってもよいくらいに登場する「自己アピール」欄。

アピールしろと言われても、面接官にはどんな話をすればいいの…?

就活初心者がほぼ必ず直面する疑問に、正面から答えます!


「大手かベンチャーか」、あなたのその質問ズレてない?

ESに必ずと言っても就活生にとって終わりなき命題…「大手かベンチャーか」論争。

「ぶっちゃけベンチャー行く勇気がありませんでした…」

という内定者の質問から始まったこの記事。

終わりなき二択に対して、問題の捉え方から入り直し、この問が抱える本質を考え直します。



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